飲泉の効果

温泉の薬効を直接カラダに取り入れることができる。

温泉が胃腸や肝臓などの局所的に作用する効果と、入浴と同じように全身に作用する効果があることが、温泉医学の研究で明らかになっています。その泉質によりますが、慢性便秘、肥満症、慢性消化器病、糖尿病、痛風、胆石病などに効果があり、その薬効を直接カラダに取り入れることになるわけです。

薬効と飲泉選択の目安

1, 塩化物泉

海水の成分に似た食塩を含温泉。浴後、肌に付着した食塩が体温の発散を防ぎ、湯冷めしにくい。刺激が少なく高齢者にも向いています。ナトリウムイオンは、脳のホルモンを刺激し、女性ホルモンのエストロゲンを上昇させる働きがあるので、女性の更年期障害にも有効

飲泉効能

2, 炭酸水素塩泉

重炭酸土壌泉と重曹泉に分けられます。アルカリ性の泉質で角質を軟化させ、肌をなめらかにする「美人の湯」と言われることも多く、外傷や皮膚病にも効果があります。飲泉すると慢性胃炎にも効くと言われています。入浴後は、皮脂をもっていかれるのでスキンケアをしっかりとしてくださいね。

飲泉効能

3, 二酸化炭素泉

炭酸ガスが溶け込んでおり、小さい気泡が出るため「泡の湯」とも呼ばれています。気泡の刺激で毛細血管、末梢血管が拡張し、血行がよくなり血圧が下がります。入浴効果は、心臓病や高血圧の改善、飲泉は便秘や食欲不振などに良いとされています。

飲泉効能

4, 硫酸塩泉

血液の酵素を送り込む作用により血行をよくし、保温効果も大きく、傷の治癒を促進んする効果も期待できます。無色透明で苦味がします。

飲泉効能

5, 酸性泉

肌や目にしみる強い刺激のある泉質。殺菌作用が強く、古い肌を剥がし新しい肌に刺激を与えて自然治癒力を高める効果もあるとされています。皮膚や粘膜が弱い人は逆に湯ただれを起こす場合もあります。その場合は、浴後に真水を浴びて肌から温泉成分を落とすと良いです。

飲泉効能

6, 硫黄泉

硫化水素ガス特有の古い卵のような匂いがする泉質。源泉や噴気孔に黄白色の硫黄の結晶ができ、湯の花になります。色は微白色。硫黄イオンはインスリンの生成を促す働きがあるので、糖尿病の症状にも有効です。

飲泉効能

7, 放射能泉

微量のラドン・ラジウムが含まれています。微量の放射能が含まれていますが、気体で吹き出したあとは空気中に散ってしまい、人体に悪影響を及ぼす可能性は小さいです。逆にホルミシス効果で、微量の放射線が免疫細胞を活性化させてくれます。

飲泉効能