胆石病

肝臓では、脂肪やタンパク質などの消化を促す「胆汁」という消化液が作られています。胆汁は肝臓から送り出されて、胆管という管を通り、胆嚢にいったん蓄えられて濃縮されます。食事を摂ると胆嚢は収縮して、胆汁を胆管から十二指腸に送り出し、十二指腸から小腸で食事と混ざることで資質やビタミンの吸収を助けます。この胆汁の成分であるコレステロール、ビリルビン、カルシウムなどが、胆汁が通る道(胆嚢と胆管)で、なんらかの原因で固まったものが胆石です。また、胆石が悪化したり、コルセットなどで体を締め付けて胆汁の流れが悪くなったりすると胆嚢炎になりやすくなります。なお、胆嚢炎の90%は胆石が原因で起こります。

温泉療養として、飲泉療法がよく行われます

これは、温泉水で胆石を溶かそうとするわけではなく、胆石を十二指腸に流したり、肝臓の解毒作用を高めたり、胆汁の分泌を促すのが目的です。特徴として、硫酸塩泉は血中に多くの酸素を送り込む作用があり、保湿効果が大きく、創傷治癒促進効果があります。飲泉によって、胆汁が分泌促進され、肝臓、膵臓の働きが活発になり胆石などに効果的です。また、入浴により慢性胆嚢炎、胆石症に効くのは放射能泉だけです。そして、放射能泉は入浴のみならず、吸入によって効能を得ることができます。むしろ、入浴より吸入の方が効果が高いと言えます。

胆石病

効果がある泉質

  • 塩化物泉
  • 酸性泉
  • 炭酸水素塩泉
  • 硫黄泉
  • 二酸化炭素泉
  • 放射能泉
  • 硫酸塩泉