効果的な飲み方

効果的な飲み方

温泉水を経口摂取することで、温泉水の温かさや成分が消化器官を通じて体内へダイレクトに届き、身体に溜まった毒素を吐き出しやすくします。

特に便秘への効果がありますが、鎮静効果もあるので不眠にも効果的です。他にも鉄分を多く含んだ泉質の温泉を飲めば、貧血予防にもなります。

しかし、飲泉はどこの温泉でも出来ることではありません。温泉には有害な物質が含まれていることがあるため、それらの含有量が多い場合は、もちろん飲んではいけません。必ず都道府県で出している「飲泉許可」を取得している温泉水を飲みましょう。また、泉質によって効能が違いますので、温泉に掲げられている表示を確認してからおこないましょう。

環境省の「温泉利用基準(飲用利用基準)」によると、16歳以上の大人については、「ヒ素」「銅」「フッ素」「鉛」「水銀」「遊離炭酸」の各成分んに対して、「飲用許容量」が定められています。そして、15歳以下の子供については、「知見が必ずしも十分にないため、原則的には飲用を避けること。ただし、例外的に飲用する場合には、医師の指導を受けること」とのことで、基本的に飲泉はできないこととなっています。また、衛生面の問題もあり、湯船の温泉水をそのまま飲んでしまうのもオススメできません。

飲泉のタイミングや量は?

旅館ならの美味しい食事の前の1時間以内が効果的です。
夕食後から就寝前はなるべく避け、食前30分~1時間前、また空腹時に飲むと成分が体に浸透しやすく、効果が増します。温泉のある旅館にお泊まりなら、夕食の前の1時間以内に、温泉にゆっくり浸かって、そこで飲泉もするというのが最適です。
1回の量はコップ1杯までを目安に、1日約200~1000mlがオススメ。慣れないうちに大量に飲むと下痢をすることがあるので注意ください。味にクセのある温泉は、天然水で割るなどすると飲みやすくなります。

守りましょう

  • 飲用許可のあることを確認しましょう。
  • 温泉湧出口の新鮮なものを用いましょう。
    一般的には1回コップ1杯(100~200ml)目安に。
  • ゆっくりと時間をかけて飲みましょう。
  • 食前1時間~30分前または空腹時がよく、夕食後から就寝前はなるべく避けましょう。

注意事項

  1. 夕食後や就寝前は避けてください。また、飲酒した時は絶対に飲んではいけません。飲酒した場合は、一晩寝て、次の朝の朝食前に飲みましょう。
  2. 鉄泉の飲泉直後は、タンニンを含むお茶は鉄の吸収を妨げ、歯を黒く染めるので避けましょう。
  3. 酸性泉は適当に湯または水で薄めてから飲むか、またはストローで飲まないと歯を傷めるので注意してください。
  4. 温泉は湧出後、時間とともに刻々と泉質が変化します。硫化水素、鉄、二酸化炭素、ラドンなど不安定成分を含む場合は特に変化が大きいので、温泉は湧出している場所で、新鮮なうちに飲みましょう。温泉の持ち出しは、成分変化に加え雑菌の繁殖などのおそれもあるので、やめましょう。